第2回支部研修会 報告

支部長 西川賢太郎

 11月26日に開催した第2回千葉支部研修について報告致します。

 地元千葉のお茶について知るという目的の下、2013年千葉市緑区の「株式会社マルハチ」見学に引き続き、今年は袖ケ浦市の「山本製茶」を訪問しました。

 標高70メートルの地にやぶ北とさやまみどりの2種を栽培し、栽培面積は以前は3町歩でしたが、2011年の東日本大震災の影響で現在は1町歩を栽培しています。茶園の葉は肉厚でしっかりしたお茶の葉の印象を受けました。

 製造されたお茶は山本茶園のほか、道の駅などの直売所で買うことができます。実際にお茶を淹れて頂きましたが、温厚な山本さんの人柄をそのまま受け継いだような、素朴で力強く、渋み旨味ともバランスのとれた味わいでした。家族の皆様にも温かく迎えていただき畑や工場も見学し、短時間でしたが有意義な時間となりました。お茶のほかに野菜の栽培もしているとのことで、たくさんの野菜のお土産も頂きました。

 

 その他、行列の出来るレストラン「のうえんカフェ」で昼食、新海苔の時期で江戸前本場の海苔加工をしている「ヤマヒコ海苔株式会社」も見学し、社長の在原さんから製造工程と海苔についての詳しい説明を受けた後、日も暮れかかって、同じく袖ケ浦にある東京ドイツ村に寄り250万個のLEDイルミネーション光の世界にうっとりしてきました。

 

 深まり行く秋の季節、豊かな木々の紅葉も鑑賞しながら、刺激を受け、学び、参加者同士の交流も出来、実りある研修会になりました。今回勉強したことを活動に生かし、千葉のお茶について広く発信していきたいと思いました。